ARCOの主な活動

ARCOは障がい者の自立支援において最も大きな問題とも言える就労の安定、低賃金解消、自立生活の実現へ取り組んでいます。

国内における障がい者の法定雇用率は2%目標で事業所でもかなり努力されてます。しかし3ヶ月~6ヶ月で離職するケースが多く定着には高い壁があり、雇用契約のない就労施設では工賃が時給100円前後と一般的な就労とは程遠いものです。
問題としては雇用しても障がい者への職場配置が分からない、取得されたスキルと業務内容がマッチしない等を多く耳にします。

そこでARCOは就労の定着を実現するため、まず利用者一人一人の不利な箇所を活かし、さらに注意力や精確さなどの障碍からなるポテンシャルを出せるよう取り組んでます。また障がい者ベースの利便性に特化したアイテムの開発販売を行うことで低工賃改善にも貢献してます。

◆利用者の主な活動は...有識者を交え製品のデザイン、縫製、PC事務.web開発関連、販売によるOJT等
尚、障がい者を雇用されている一般企業へのマッチングも行っております。

障がい者の自立生活を実現するにあたって情報不足が懸念されており、なかなか健常者のみでは確実なサポートに至らないことが多いです。

ARCOは利用者の方の自立生活をアシストできるよう障がい者のスタッフがピアカウンセリングを行っております。今後、利用者の方が独立した新生活を行うにあたってピアサポートはとても心強い味方となると思います。

ARCOでは障がい者が「自由に選べる」「目的がある」「笑顔が増える」をシンプルに追求してます。もし困難が訪れても明日が掴めるよう基盤を整えることが不可欠です。その意図を正確に伝える手段として様々な広報プロジェクトを実施していこうと考えております。

◆チャリティーバザー、webサイト「あるこ」にて動画配信、活動報告会、タウンコミュニティ、企業へのアプローチなど

今後世界全体へ活動を広めていくために他地域の行政や関連団体との連携を深め多くの市民の方々に参画していただけるよう啓発活動してまいります。